どうも、高橋です！いやー、今日も今日とてデスクワーク、お疲れ様です！
さてさて、今日のテーマはね、巷でよく聞く「腰痛にはこの筋トレ！」みたいな話に、僕なりの経験と知見からバッサリと切り込んでいこうかと思ってます。
僕も昔はそこそこまでいった運動選手だったので、筋トレ系はかなりやったし勉強したつもりだったんですけどね。いま思ったら全然アカンことをしてたなぁ、って思いが強いので、ここでみなさんにシェアしていきますねー。
なんでデスクワークだと腰痛を繰り返しちゃうの？ その筋トレ、本当に必要？
まずね、大前提として知っておいてほしいのが、これはこのブログで何度も繰り返して伝えているんですけど、腰痛ってのは、腰だけの問題じゃないってこと。これ、めちゃくちゃ大事なポイントね。よく「腰が痛いから腹筋鍛えよう」「背筋が弱いからだ」って話になるじゃないですか。でもね、一箇所を鍛えて何とかしようとする発想自体が、問題を捉えそこなってる可能性がすごく高いんですよ。
考えてみてください。僕らの体って、精密機械みたいにいろんなパーツが連動して動いてるわけじゃないですか。デスクワークで長時間同じ姿勢を続けてると、体の特定の部分に負担が集中する、全体のバランスが崩れてくる。その結果として、腰に「助けてくれー！」って悲鳴が上がる。これが腰痛の一つの大きな原因ですよね。
で、「【腰痛持ちデスクワーカーへ】「〇〇筋を鍛えろ」は罠！根本解決への本当の道」っていう記事でも伝えているんですけど、僕らが目指すべきは、体の中心に一本の鉛直の軸がスッと通って、全身のすみずみに無理なく力が連動して流れていくような、そんなしなやかな身体なんですよね。これができてくると、デスクワークの腰痛も根本から変わってきます。
「強くする」筋トレの落とし穴
でね、ここで問題になってくるのが、一般的な「筋トレ」のイメージ。特定の筋肉を「強く」「大きく」して、体を支えようとするじゃないですか。でも、僕らの体って、そもそも重力があるこの地球で、体の構造を上手く整えたときに、フワッと体が拡張して、ある種の浮力みたいなもので支えてもらうようにできてるんですよ。歩きたての赤ちゃんなんて、その典型ですよね。
ところが、腰痛に悩んでる多くの人は、知らず知らずのうちに体を「固める」ことで支えようとしちゃってる。その状態で、さらに部分的な筋肉を「強く」「大きく」しようとするとどうなるか。余計に体の軸が歪んだり、特定の場所に負担が集中したりしやすくなるんです。
特にウェイトトレーニングなんかは、正しい知識と体の感覚がないままにやると、体をギュウギュウに圧縮させちゃって、生理的にも精神的にもかなりよろしくない結果を招くことが多い。これね、専門のスポーツトレーナーさんでも、この辺の体の理屈を体感的にちゃんと理解できてる人って、意外と少ないなってのが僕の正直な感想。
だから、すでに重めの腰痛を抱えているデスクワーカーは、流行りの体幹を固めるプランクだとか、ガンガン重りを上げるようなウェイトトレーニングは、個人的におすすめしないです。もちろん異論はあると思うし、ものすごく質の高い指導者の下でやるなら別なのかもしれません。でも、一般の人が見よう見まねでやるのは、ちょっとリスクが高いかなって思います。友人とか家族になら、迷わずやめるように言いますね。
じゃあ、どうすりゃいいの？ デスクワーカーに必要な「本当の」アプローチ
「じゃあ筋トレは一切ダメなのか！」って声が聞こえてきそうですけどね。部分的な筋トレが全て「悪い」わけじゃないんですよ。肝心なのは、全体性を見る視点があるかどうか。そして、そのアプローチが、体が本来持っている理想的な機能へ向かっているかどうか、なんですよね。
僕が腰痛を克服する過程でたどり着いたのは、誤って学習しちゃった「固める、大きくする、強くする」っていう発想から抜け出して、「ゆるめる、伸び伸びする、広げる」っていう方向に、体へのアプローチをガラッと変えること。これができれば、結果的に体は見た目に反して、しなやかで本当に強い状態になっていくんです。
「眠っている」体の部分を目覚めさせよう
僕らの体ってね、日常生活の癖とかで、よく使っている部分と、上手く使えていなくてサボっちゃってる「眠っている」部分が、まだら模様みたいに分布してるんですよ。もし「腰痛向けの筋トレ」っていうのがあるとするならば、それは「眠っている」部分に意識を向けて、そこに力を流していく、再び使えるようにしていくっていうアプローチだと思うんです。
これって、実は筋肉を単純に鍛えるのとはちょっと違って、「より深く、より繊細に自分の体を感じる」っていう神経系のトレーニングの側面が大きいともいえるかもしれません。
そこらへんについての視点は、↓の記事にガッチリまとめておいたので、腰痛に悩んでいる人はぜひぜひ読んでみてください。「デスクワークと腰痛」っていうテーマでここまで書いてある記事、ちょっと他にはないと思います。
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デスクワークの腰痛ループを脱け出すための、体性感覚と体の拡張ガイド完全版
全身に力が流れると、体は自然と楽になる
全身に均等に、スムーズに力が流せるようになってくると、不思議なことに体の歪みや偏りはだんだん消えていって、体が内側からフワーッと広がって伸びていくような感覚が出てくるんです。体がガチガチに固まってるのって、実は機能していない部分の仕事を、他の部分が無理して肩代わりして、結果的に短く縮こまっちゃってるケースが多いんですよ。
全身がちゃんとチームワークを発揮して動きに参加できるようになると、体は自然とゆるゆる伸び伸びしてくる。この状態を体感できるようになるとね、なんとも言えない気持ちのいい浮遊感を感じられて、腰の痛みなんてどこかへ行っちゃってることに気づくはず。
もちろん、そこまで行くのは一朝一夕にはいかないですよ。地道な積み重ねが必要です。でも、そこが僕らが目指すべき、とっても大切な目的地なんです。このブログの他の記事でも、そのための具体的なヒントを色々書いているので、ぜひ参考にしながら、コツコツと自分の体を育てていってほしいんですよね。
まとめ：腰痛デスクワーカーよ、希望を胸に「ゆるめる」旅に出よう~
腰痛って、本当につらいですよね。仕事にも集中できないし、プライベートも楽しめない。でもね、正しい知識とアプローチで向き合えば、きっと今よりずっと快適な状態になれるはず。
巷の情報に振り回されず、自分の体の声に耳を澄ませて、「固める」んじゃなくて「ゆるめる」。そして、全身が気持ちよーく連携して動けるような、そんな体を目指していきましょうよ。
時間はかかるかもしれないけど、その先には、腰の不安から解放されて、もっと自由に、もっと楽しく人生を謳歌できる未来が待ってるはず。僕もこのブログを通じて、皆さんと一緒にそのゴールを目指していけたら最高だなって思ってます。
さあ、今日からあなたも「ゆるめる」達人への第一歩、踏み出してみませんか？ 一緒に頑張りましょう！
