どうも、高橋です! いやー、今日もデスクワーク、お疲れ様です!
今日はね、「腰痛デスクワーカーにおすすめな椅子の選び方と座り方」っていうテーマで書いていきたいと思いますー。
巷でよく聞く「高級エルゴノミクスチェア」とかじゃなく、もっと根本的で、もっと大切な「イス選びと座り方」についての話しですねー。
エルゴノミクスチェアって、本当に「買い」なの? ちょっと待った!
まずね、いきなり夢を壊すようで申し訳ないんですけど、ぶっちゃけ、何万円もするような高級エルゴノミクスチェア、別に買う必要ないってのが僕の持論です。
「えー!でも、あれ使うと腰痛がマシになるって…」
うんうん、わかりますよ。そりゃね、今までペラッペラの座布団もないようなイスに座ってた人が、ちゃんとしたオフィスチェアに買い替えれば、「おっ、なんかいい感じかも?」って思うのは当然です。でもね、それって「マシになった」だけで、根本的な解決にはなってないことが多いんですよ。
ぶっちゃけ、アフィリエイトリンクでも貼って「このイスがおすすめ!」とかやれば、僕もちょっとはお小遣い稼げるのかもしれないですけど、そんな気休めであなたの貴重なお金を無駄遣いさせるつもりは毛頭ないんでね。僕が伝えたいのは、もっと本質的なことなんです。
腰痛デスクワーカーに本気で推したい!「イス選び」の鉄則
じゃあ、どんなイスを選べばいいんだよ!って話ですよね。安心してください、めっちゃシンプルです。僕が考える、腰痛デスクワーカーにとって最高のイスの条件は、たったこれだけ。
「座面が、あなたの膝の高さより『高い』位置にあって、座りやすいもの」
はい、以上です。え、これだけ?って思うでしょ? でもね、これがめちゃくちゃ大事なんですよ。
この条件さえ満たしていれば、別にニトリとかで売ってる普通の値段のイスで全然OK。ちなみに僕も、ニトリで買ったごく普通のイスを長年愛用してますよ。ワークチェアですらないやつですけど。
イスの座面はなるべく平面なものがいいですね。もしお尻が痛いのが嫌なら、薄ーいドーナツクッションを一枚敷くくらいならアリです。
なんで「座面高め」がそんなに重要なのか?
これね、単純な話なんですよ。お尻の位置より膝の位置が高くなるような、いわゆる「沈み込む」ような低いイスだと、股関節周りに本来あるべき自由なスペースが奪われちゃうんです。股関節が窮屈だと、骨盤の動きも悪くなるし、それが腰への負担に直結する。これ、意外と見落としがちなポイントなんですよね。
これぞ「神」座り! 腰に優しい座り方の極意、教えちゃいます
さて、イス選びの次は、いよいよ本丸、「座り方」です。いくら良いイスを選んでも、座り方がダメダメだったら元も子もないですからね。僕が長年の学習の末にたどり着いた、腰に負担の少ない、というかむしろ体が楽になる座り方のポイントを伝授します。
- 体重は「お尻」と「足の裏」で分担して支えるべし! これが基本中の基本。自分の体重を、お尻だけで受け止めようとするから腰が悲鳴を上げるんです。しっかりと両足の裏を床に下ろして、お尻と足の裏、両方で体重を支えるイメージです。そうするとね、床面から自然と反力をもらって、体が重力にサポートされる感覚が生まれるはず。これが本来、めちゃくちゃ楽なんですよ。
- 背もたれはいらない。 ちゃんと床に支えられていれば、背もたれに寄りかからなくても安定して座れるようになります。
- 「仙骨座り」や「腰丸め座り」は、基本NG! よくやっちゃいますよね、お尻を前に滑らせて、仙骨(お尻の割れ目の上にある骨)で座るような姿勢。あと、腰が丸まって、腰椎(腰の骨)に適度なカーブがない状態。これらは、腰への負担が大きい代表格。意識して避けたいところです。
- 「坐骨」のちょっと前で座るのが、実は楽チン! 坐骨っていうのは、座った時にお尻の下でゴリゴリ当たる骨のことですね。この坐骨でドンと座るんじゃなくて、ほんの少しだけ、坐骨の前側で座面に触れるように意識してみてください。骨盤がスッと立って、腰が楽になるポイントが見つかるはずです。
- 足は「自然」が一番! 足は、股関節の幅くらいに自然に開いて、スネが地面に対して垂直になるような位置に、ストンと垂らしておくのがベスト。無理に閉じたり、変に突っ張ったりする必要は全くないです。よくあるのが床を「押そうと」しちゃうこと。垂らしておく、落としておくだけです。
- 「背骨の長さ」と「自然なカーブ」を意識せよ! 腰椎に自然なS字カーブができていて、背骨全体がスーッと伸びている状態で座れると、呼吸も一番深く体にいきわたるんです。深い呼吸ができるってことは、体が強張らずにリラックスできている証拠。これ、めちゃくちゃ大事ですよ。
座っている時の「理想」と、ついついやっちゃう「現実」
本来、僕らの体って、座っている時でも床にちゃんとサポートされて、自然な呼吸が続いて、実は微妙~に揺れていたりするもんなんです。体が整ってくると、こういう心地よい感覚が自然と生まれてくる。
でも、ほとんどのデスクワーカーは、現実はこうじゃないですか?
- 前かがみで背中が丸まってる
- 意識は長時間、画面に釘付け
- 自分の姿勢がどうなってるかなんて、全く意識の外
- 床からのサポート?なにそれ美味しいの?状態
これじゃあ、体が悲鳴を上げるのも無理ないですよね。
以前、別の記事でも書いたんですけど、人間って、自分がいる周囲の環境をちゃんと知覚できている時に、体は一番楽に、そして機能的に動けるんですよ。でも、デスクワークって、視覚も意識も一点に集中しがちで、この「環境知覚」がめちゃくちゃ限定されちゃう。だから、体のサポートも受けづらくなって、負担が大きくなるんです。
はっきり言って、デスクワークって、アスリート並みの体のケアやトレーニングが必要な、かなり過酷な行為だと僕は思ってます。
でもね、焦りは禁物。「コツコツ」が一番の近道なんだ
ここまで読んで、「よーし、明日から完璧な座り方するぞ!」って燃えてるあなた、素晴らしいです!でもね、ちょっと待って。
残念ながら、座り方って、一朝一夕でそうそう変えられるもんじゃないんですよ。長年のクセって、手強いですからね。体も、急には変わってくれません。
だから、焦らないでください。今日お伝えしたことは、あくまで「理想」として頭の片隅に置いておいて、毎日少しずつ、意識してみる。それくらいで十分です。「三日坊主でもいいや、また思い出したらやろう」くらいの軽い気持ちで、コツコツ続けるのが、実は一番の近道なんです。
ちょっと待った!「正しい姿勢」の呪縛に苦しんでない?
ここで、さっきと言ってることが矛盾するようだけど、めちゃくちゃ大事なことを言いますね。
僕らが「なんかこの姿勢が楽だな」って感じる時って、実は、その時々で体が一番呼吸しやすい姿勢を選んでいるっていう側面もあるんです。
例えば足を組んじゃったり、ちょっと猫背になっちゃったりしても、それがその時のあなたにとって「一番マシ」で「一番休まる」姿勢だったりすることもあるんですよ。
だからね、今日紹介した座り方は、あくまで「やがては辿り着けたらいい理想の形」くらいに捉えておいてください。もし、ついつい足を組んでしまったり、猫背になってしまっても、「あー、またやっちゃった…ダメだなあ俺は…」なんて、自分を責める必要は全くないですからね。
デスクワークも、日々の生活も、本当に大変じゃないですか。だから、体に無理強いは禁物。特に腰痛を抱えている人は、自分の体を尊重することを学ぶっていうのが、すごく大事なテーマだったりするんですよ。これ、僕自身の苦い経験から言えることです。
最後に伝えたいこと:腰痛から解放されて、一緒に人生楽しもうぜ!
僕がこのブログで一貫して言いたいのは、「体をコツコツ整えていこうね」ってことなんです。今日お伝えした座り方も、体が整ってくればくるほど、もっと簡単に、もっと楽にできるようになっていきます。
それは、もしかしたら少し時間がかかるプロセスかもしれない。でもね、諦めずに続けていれば、必ず報われる時がくるって、僕は信じてます。だって、僕自身がそうでしたから。
腰の痛みから解放されたら、もっと仕事に集中できるかもしれない。趣味をもっと楽しめるかもしれない。家族や友人との時間をもっと笑顔で過ごせるかもしれない。そんな未来を想像したら、ちょっとワクワクしませんか?
この記事が、あなたの「腰痛卒業」への第一歩になることを、心から願っています。一緒に、腰の悩みなんて笑い飛ばせるくらい、楽しい人生を送りましょうよ!
さあ、まずはちょっとだけ、お尻と足の裏を感じてみませんか? きっと、何かが変わるはずですよ。応援してます!